StorSimple8000シリーズからWindows 2012R2 CoreBase をカスタマイズしたOSに変更されています。
モデル型番:8100/8600 ハードウェアモデル 8010/8020 クラウドアプライアンス
最大合計ボリュームサイズ:該当モデルで扱える最大ストレージ容量
8100/8600 SSD+HDD+クラウド(BLOBストレージ)の合計
8010 BLOBストレージ
8020 Premiumストレージ(SSD) 64TBがすべてSSDで提供されます。
※クラウドアプライアンスにストレージ階層はありません。
ローカル容量:ローカルHDD容量
実効ローカル容量:重複排除、圧縮後の実効容量
SSD実効容量:8010はA3(仮想マシンサイズ)なのでSSDが扱えません。8020はDS3。
最大ボリュームサイズ:提供可能な最大ストレージ容量。
ネットワークインターフェイスおよびプロトコル:iSCSI 専用ストレージです。
筐体サイズ:8010/8020 クラウドアプライアンスなので無し。
ハードウェア構成(背面) ※8100/8600共通
0,1,4,5:1Gbpsインターフェイス ※0は必ずAzureとの接続ができること
2,3:10Gbpsインターフェイス ※別途SFPモジュールが必要
6:コンソール用シリアルポート ※シリアルケーブル付属
・コントローラーと電源は冗長化されています。
>故障はもちろん、[iSCSI Target]との切断を検知した場合もフェールオーバーします。
・LACPは利用できません。
・シリアル接続済みの保守用端末の設置を推奨
ネットワーク構成
一般的なアクティブ/スタンバイ構成。実線がアクティブ、破線がスタンバイ。
青線:Azure StorSimple Manager、BLOBストレージに利用
※Internet回線は、上り 40Mbps/下り 11Mbps 以上の回線を推奨
※TCP 53/TCP 9354のアウトバウンド通信の許可が必要
橙線:ホストサーバーに利用。iSCSI接続のみ。
自動階層化のしくみ
データが書き込まれると、先ず【第1層】SSDにリニアデータが書き込まれます。
【第1層】に書き込まれたデータは重複排除処理されます。【第1層】のデータ量が[80%]ほどになると利用頻度の少ないデータが【第2層】HDDへ移動します。
【第2層】へ移動したデータは圧縮処理されます。【第2層】のデータ量が[80%]ほどになると利用頻度の少ないデータが【第3層】クラウドへ移動します。
【第3層】へ移動したデータは暗号化(AES256)処理されます。