みなさんのファイルサーバーには、さまざまアプリケーションで作成されたデータが保存されているかと思います。
通常、これらのデータをAVDで開くには、それぞれに対応したアプリケーションを配信アプリケーションとして登録する必要があります。
いくつの配信アプリケーションが必要でしょうか? 大変、手間のかかる作業ですよね?
今回は、この手間を一気に無くすために、ファイルサーバー上のファイル共有を丸ごとアプリケーションとして配信してみます。
それでは、やってみましょ~
※事前にファイルサーバーを構築し、ファイル共有の設定が必要となります。
[アプリケーショングループ]ー[追加]を選択
アプリケーションソース:ファイルパス
アプリケーションパス:C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe ※IEを指定
アプリケーション名:Azure Portal内での表示名
表示名:クライアント向けの表示名
アイコンのパス:アイコンのパスを指定
アイコンのインデックス:
説明:
コマンドラインが必要:配信アプリが実行された際に実施するコマンド
コマンドライン:ファイルサーバーの共有パスを指定
これにて、設定完了です!
それでは、確認してみましょう!
先程作成した「File Share」が確認できます。
「File Share」を選択すると、ファイルサーバー上のファイル共有が開きます。
※手元PCからコピペが可能。ドラッグ&ドロップは不可。
試しに、「配信アプリケーション」として登録していない、パワポのファイルを開いてみると
アプリケーション配信ですと、デスクトップ配信に比べ、ユーザーあたりのリソース消費を
抑える事ができるので、マルチセッションの集約率の向上に期待が持てます!