Linuxサーバーへのログイン認証を「AzureAD」でやってみたいと思います。当然、AzureADで認証するので、多要素認証も利用できます!!
※こちらを「Azure AD 認証でLinuxへログイン!!」オススメします。
それでは、やってみよ~
先ずは、AzureADでアプリケーションを作成します。
※事前にLinux認証用のディレクトリを作成すると良いでしょう。
名前:表示名
アプリケーションの種類:ネイティブを選択
リダイレクトURL:トップレベルドメイン必須
作成したアプリケーションの[アプリケーションID]をコピーしておきます。
Linuxサーバーへのログインを許可するユーザーを作成します。
※仮パスワードが発行されるので、一度ポータルへログインしパスワードを変更して下さい。
これで下準備が整いました。
ここからは、Linuxサーバーでの作業になります。
※今回は OpenLogic (CentOS)を利用しています。
~ここから、スタート~
$ sudo su –
# vi /etc/selinux/config
~省略~
SELINUX=disabled
~省略~
# setenforce 0
# yum install -y epel-release
# yum install -y npm nodejs git
# git clone https://github.com/bureado/aad-login
# cd aad-login/
# mkdir -p /opt/aad-login
# cp aad-login.js package.json /opt/aad-login/
# cp aad-login /usr/local/bin/
# cd /opt/aad-login/
# npm install
# vi aad-login.js
~省略~
// Configuration parameters
var directory = ‘tushigamiAzureAD01.onmicrosoft.com‘;
↑認証用ユーザーを作成したAzureADディレクトリを指定
var clientid = ‘2a029c0c-0ff0-4147-ae27-b7a50837f736‘;
↑AzureADで作成したアプリケーションのID
~省略~
# vi /etc/pam.d/sshd
#%PAM-1.0
auth sufficient pam_exec.so expose_authtok /usr/local/bin/aad-login ←このまま追記
auth required pam_sepermit.so
auth substack password-auth
auth include postlogin
~省略~
# useradd LinuxUser ←AzureADで作成したユーザーを作成
これで完了です!!
それでは、Teratermで接続してみましょう!
AzureADで作成した、ユーザー&パスワードを使いログインします。