URIスキームを利用して、セッションホストに接続する事ができるようになりました。
URIなので、ブラウザのお気に入りに登録しておき、ワンクリックでセッションホストに接続する事もできます。デスクトップ&アプリケーション配信に対応。また、PowerShellからも接続可能です。これで、また一つ便利な接続方法が増えました!
Hybrid AzureAD Join構成、AzureAD Join構成のどちらのセッションホストでも可能です。
しくは簡単、AVDクライアントにURI(接続するセッションホスト情報)を渡すことで、セッションホストへの接続を自動的に行います。なので、手元のPCには、Windows版 AVDクライアントのインストールが必須となります。
それでは、やってみよう!!
必要となる、URI構文はこちらになります。デスクトップ&アプリケーション共通です。
※接続したいセッションホストの情報が必要
ms-avd:connect?workspaceId=xxx&resourceid=xxx&username=user@contoso.com&version=0
①[workspaceId]=接続したいセッションホストのワークスペースID
②[resourceid]=デスクトップ&アプリケーションのアプリケーショングループID
③[username]=接続用のAzureADユーザーアカウント
以下、CloudShellにて実施しています。
①先ずは、接続したいセッションホストの[workspaceId]を調べます。
(Get-AzWvdWorkspace -Name Autoscale -ResourceGroupName Autoscale).ObjectID
②次に、接続したいセッションホストの[resourceid]を調べます。※デスクトップ用
(Get-AzWvdDesktop -Name SessionDesktop -ApplicationGroupName Autoscale-DAG -ResourceGroupName Autoscale).ObjectId
※アプリケーション用
Get-AzWvdApplication -ApplicationGroupName Autoscale-RAS -ResourceGroupName Autoscale | Select-Object name, FilePath, ObjectId
③最後に、接続用のAzureAD[username]を指定します。
完成したURIがこちら
ms-avd:connect?workspaceId=9a0f5353-b209-4f06-9f78-xxxxxxxxxxxx&resourceid=8bd523d7-38f0-4319-0037-xxxxxxxxxxxx&username=user12@M365x794606.onmicrosoft.com&version=0
それでは、確認してみましょう!
ブラウザにURIをペーストすると、バックグラウンドでAVDクライアントが起動しセッションホストへの接続が開始されます。
※事前に、AzureADにて認証を行っていない場合は、認証が入ります。
自動的にセッションホストへ接続されます!
お気に入り登録しておくと、ワンクリックで接続できます。
ショートカットやタスクバーにも登録が可能!
ショートカットに登録するパス
“C:\Program Files\Remote Desktop\msrdcw.exe” “ms-avd:connect?workspaceId=9a0f5353-b209-4f06-9f78-xxxxxxxxxxxx&resourceid=8bd523d7-38f0-4319-0037-xxxxxxxxxxxx&username=user12@M365x794606.onmicrosoft.com&version=0”